Astell&Kern / AK240
AK240
おなまえ:AK240
メーカー:Astell&Kern
購入価格:22万円くらい
購入年月:2014年8月くらい
お気に入り度:★★★★
Astell&Kern AK240|iriver Japan
外観・物理デバイス部分の感想
発表当時はなんだこれ、変な形。と思っていたが実物はかっこよい。
2.5mmのバランス端子の接触が問題になることが多かったようだが初回ロットを避けたおかげか特に問題なかった。
ボリュームの上の右上の角のとがってるところが購入当初は刺さるほど鋭利だったが3ヶ月ほどで削れてきて刺さらなくなった。この部分もケースで守ってもらいたい。
ディスプレイは非常に綺麗。有機ELなのかな。ガラスフィルムを貼っている。
ボリュームノブはFirmware V1.17に更新した前後で不安定になったので一度修理に出した。すぐにV1.18が出たので修理に出すの早まったかなと思ったが、修理内容がFirmware更新ではなく基板交換が行われていたので出して良かった。イーイヤホンに持って行ってから修理完了まで14日。遅くも早くもないが12月だったので年越しせずに済んで良かった。
アプリ・使い勝手部分の感想
iPhoneのMusicアプリ(特にAppleMusic統合以前のやつ)と比較してしまうとかなり見劣りする。
iPhoneはiTunesで作ったスマートプレイリストを使えたがAK240ではデバイスの中で探した上でプレイリストに追加という作業が必要。ここまでであれば一般的な音楽プレイヤーの水準くらいの機能だが、さらにAK240は容量が256GBと所有してる音楽ファイルのほぼすべてを持ち運べるほど容量が大きいが、曲のピックアップを行うという点、お気に入りのアーティスト、曲を探すだけで苦労する。なのでプレイリストを作るのも非常に大変。
アーティスト名の並びがタグによみがな入っていても無視してるっぽくて、漢字の音読み順?みたいな並びになっていてめちゃくちゃ探しづらい(最近UPDATEされたFirmwareではもしかしたら変わってるかも、要検証)
フォルダからツリー構成辿って選択は可能だが、最終的に曲名ではなくファイル名だけが表示された状態になるので、moraで購入してそのまま突っ込んだようなアルバムは何が何だかわからない。
最近追加した曲というプレイリストがあって、それ自体はいいが、消えていくタイミングがおそらく現時点から何日前までみたいな感じ何だと思うが、任意で設定できないので使いづらい。
ディスプレイの下にホーム画面に戻れるボタンがあるのでいいのだが、ホーム画面に一度戻ってしまうとそれまでやっていた操作位置に戻るのが前述のアーティスト探しが大変なこととあいまって、非常にストレス。
iPodとiTunesの関係のようにPC/Macなどでのプレイリスト管理アプリで外部に任せてしまってDAPは音楽再生をストレスなく行えるように特化できると良いのだが・・。JRiver Media Centerてのでできるのだろうか(要調査)
ということで、追加したばかりで最近追加した曲プレイリストにあるうちに、お気に入り用プレイリストに投入するというサイクルでなんとかしのいでいる状況。
最近のアップデートで色々変わったみたいだが、ファイルブラウジングについては良くなったような悪くなったような、、フィルタリングよりもソートが充実して欲しかった。
と、ここまで貶しまくってるが、一旦プレイリストができたものを聴くだけであれば全く問題ない。
音質・アンプ部分の感想
お値段による(これはいいものなんだ!という)プラシーボがあるとは思いつつ、ポータブルでここまで鳴ればいいんじゃないの、というレベルにはあると思う。
Ak240をほんの少し元気にしたものがShanling M3というイメージ。
Fostex TH900、ER4Sあたり外部アンプなしでギリ鳴らせる。もう少しアンプにパワーが欲しいところ。
激しめなロック・メタル系よりはボーカルが前面にでてるものとかクラシックとかのほうが印象が良い。